清水 克志
SHIMIZU Katsushi
所属/筑波大学 人文社会系 准教授
連絡先/shimizu.katsushi.ge(at)u.tsukuba.ac.jp
*(at)は@に変換
研究テーマ/食と農の歴史地理,外来野菜の普及,野菜種子流通の研究,歴史的地域資源の活用を通した地域振興の研究
論文
清水克志,明治後期から昭和戦前期における野菜消費の変化-結球白菜の普及に着目して-,歴史地理学65-1,pp.48-60,2023.
花木宏直・清水克志・小口千明,近世期日本における柑橘利用の一考察,歴史地理学64-1,pp.1-16,2022.
清水克志,近代の関東平野における野菜生産地の拡大,秀明大学紀要19,37-53頁,2022.
清水克志,近代日本における果物の普及に関する一考察,秀明大学紀要18,23-38頁,2021.
清水克志,近代日本における外来野菜普及の史的展開-キャベツ・ハクサイを中心に-,秀明大学紀要16,pp.23-37.2019.
清水克志,汽船による流通記録からみた沿岸集落の近代-三浦半島松輪村を例として―,歴史地理学60-1,pp.19-37,2018.
清水克志,地域資源の保全と活用における歴史地理学的アプローチの可能性,歴史地理学59-1,pp.1-18,2017.
清水克志,近世・近代移行期における馬鈴薯の普及実態とその地域的特質,秀明大学紀要13,pp.125-147,2016.
清水克志,近代日本における野菜種子流通の展開とその特質,歴史地理学51-5,pp.1-22,2009.
清水克志,日本におけるキャベツ生産地域の展開とその背景としての食習慣の定着-明治後期から昭和戦前期を中心として-,地理学評論81-1,pp.1-24,2008.
著書
単著
清水克志編『岩手キャベツ物語-玉菜・「南部甘藍」から「いわて春みどり」まで-』新岩手農業協同組合,2010.
共著・分担
Shimizu Katsushi, “ Formation and Change of the Port Town in Mitarai, Osaki Shimojima ” Insularity and Geographic Diversity of the Peripheral Japanese Islands, Ed. Akitoshi Hiraoka, Satoshi Suyama, Hisamitsu Miyauchi, Takehisa Sukeshige, eds ( Netherlands: Springer, June 2022), pp.150-158.
清水克志「地域変化の歴史地誌-千葉県八千代市の歴史地誌-」,矢ケ崎典隆ほか編『地誌学概論〔第2版〕』,pp.19-26,朝倉書店,2020.
小口千明・清水克志編『生活文化の地理学』古今書院,2019.
清水克志編『スキルコードで深める中学校社会科の授業モデル』,学事出版,2019.
清水克志「馬鈴薯の十九世紀」,浪川健治・古家信平編『江戸―明治 連続する歴史(別冊環23)』152-167頁,藤原書店,2017.
清水克志「浦戸諸島におけるハクサイ採種業の展開」平岡昭利ほか編『離島研究Ⅴ』pp.153-168,海青社,2014.
清水克志「野菜と食生活の近代-北方社会におけるキャベツの受容を例として-」坂井俊樹・浪川健治編『ゆれる境界・国家・地域にどう向きあうか』pp.383-404,梨の木舎,2009.
清水克志「元文期盛岡藩領における土地資源利用の空間構造-『諸士知行所出物并境書上』データの地図化を通して-」浪川健治編『近世の空間構造と支配』pp.48-71,東洋書院,2009.
清水克志・舩杉力修・渡辺康代・加藤晴美「港町銚子の機能とその変容過程-とくに興野地区の特徴形成と他国出身者の役割に着目して-」石井英也編『景観形成の歴史地理学』pp.149-172,二宮書店,2008.
清水克志・清水ゆかり「三浦半島南部における野菜生産地域の発展とその歴史的基盤-下浦を事例として-」石井英也編『景観形成の歴史地理学』pp.247-259,二宮書店2008.
競争的資金
種苗取引記録の解析による野菜食文化の地域的多様性の解明,日本学術振興会,基盤研究(C),研究代表者:清水克志,2023‐2025年
学会活動
所属学会
2001年 ‐ 現 在 歴史地理学会
2002年 ‐ 現 在 日本地理学会
2003年 ‐ 現 在 人文地理学会
2008年 ‐ 現 在 地理空間学会
教育
2023年4月 – 現在 筑波大学 人文社会系 准教授
2017年4月 - 2023年3月 秀明大学 学校教師学部 准教授
2014年4月 - 2017年3月 秀明大学 学校教師学部 専任講師
2012年4月 - 2014年3月 秀明大学 学校教師学部 助教
2009年4月 - 2012年3月 (独)農研機構 農村工学研究所 農村総合研究部 研究員
2008年4月 - 2012年3月 文教大学 教育学部 非常勤講師
経歴
2017年3月 博士(文学,筑波大学)
2008年3月 筑波大学 人文社会科学研究科 単位取得満期退学
2001年3月 筑波大学 第二学群日本語・日本文化学類 卒業